テレビドラマなどで探偵が調査を行う際に調査の対象者の自宅などに盗聴器を仕掛けて、調査を行うといったシーンを目にしたことがあると思います。
実際の探偵調査の現場においても盗聴器が活躍することが多く、基本的な調査ツールのひとつとなっています。
盗聴と言うと違法なのではないかというイメージがあるのではないでしょうか。
ところが日本の法律においては盗聴することは違法とはされていません。
(盗聴そのものによる刑事罰は無いという意味です。)
盗聴器を販売したり購入したり、あるいは設置したりすることは違法ではなく、または盗聴した電波を傍受することも問題とはされません。
違法になるのは、盗聴器を設置するために住宅に不法で侵入した場合(住居不法侵入罪)や、盗聴によって得た情報を第三者に漏らした場合(電波法違反)とされています。
また、盗聴器を取り扱うための専門的な資格があるわけでもなく、法に触れない範囲で誰でも自由に設置することができるという状況もあります。
このため、日本の探偵調査においては盗聴器を使うことが多くなり、盗聴がメジャーな調査方法のひとつになっているのです。
浮気の調査においても盗聴器が使われることが少なくありません。
自宅で不倫や浮気が行われている可能性がある場合であれば、依頼者の承認のもとに寝室などに盗聴器を設置し、より具体的で詳細な調査が行われます。
盗聴器の設置場所が依頼者の自宅ですので、承諾を得ていさえすれば住居不法侵入罪になることもありません。
他にも、浮気の調査における盗聴器の利用シーンとしては、調査対象者の利用している車両に設置したり、携行しているバッグなどに仕込んだりするなどのさまざまな方法があります。
他にも、利用している携帯電話の電波を傍受することで、共同不貞行為者との会話の内容を細かくチェックするなど、裁判となった場合により有利に審議を進めることができるような証拠の数々を手に入れるためにも、盗聴器は大きな役割を果たしています。
盗聴の方式も進化しており、これまで一般的に使われてきた、小型のICレコーダータイプや、ある程度離れた場所からでも会話の内容などを傍受することのできるワイヤレスタイプの新型盗聴器など、さまざまな種類が販売されています。
昔ながらのレコーダータイプの盗聴器においても、より長時間録音をすることができるようになっているなど、技術の進歩に合わせて盗聴器の性能も格段にアップしてきています。
ワイヤレスタイプのものの中には、300メートル程度の距離があっても問題なく使える高性能タイプもあります。
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