盗聴や盗撮は、人として許されるものではありませんが、実際に盗聴をする人たちが存在するのは事実といえます。
では、何の目的で盗聴したり、盗撮したりするのでしょうか。
一般的に盗聴のもっとも多いパターンは、ストーキングです。
ストーキングと聞くと、知らない人からのものを考えるかもしれませんが、実は以前の恋人、離婚した配偶者、別居している配偶者など、比較的身近な人間による盗聴や盗撮のケースが過半数を占めているようです。
また配偶者による浮気の調査ために、盗聴器や盗撮カメラが仕掛けられる場合もあります。
盗聴・盗撮調査は、残念ながら一般人では発見できないほど、巧妙に仕掛けられています。
このため、探偵事務所に依頼するのが賢い選択でしょう。
従来の盗聴器はアナログが中心でしたが、現在の盗聴器はデジタルが一般的です。
また盗撮カメラも小型化され、気づかないように仕掛けられていることが多く、発見するには探偵事務所の持つ専門の機材が必須です。
最近は、デジタルタイプの盗撮カメラが、ネット通販などで簡単に手に入ります。
このように、盗撮の危険はどこにでもあります。
オフィスのトイレや更衣室での盗撮の被害も報告されています。
オフィスの更衣室やトイレでの盗撮は、会社の従業員が犯人であることがほとんどです。
こうした不祥事は従業員の不信感につながり、勤労意欲が下がるばかりか、会社にとって大幅なイメージダウンとなります。
もし旅館や入浴施設だった場合は、倒産の危機にもなりかねません。
定期的に探偵事務所に依頼し、盗聴・盗撮調査を行っている施設も多いようです。
盗聴を疑うべきポイントはいくつかありますが、まずよく言われるのが電気製品などにノイズが入るようになったということです。
盗聴器は通常電波で音声を飛ばしていますから、その電波によってノイズが入ることは、珍しくありません。
また、交友関係でトラブルがある場合や、嫉妬深い恋人がいる場合なども、盗聴器を仕掛けられるケースがあるので、常に注意しておきましょう。
また、盗聴無線はそれほど強い電波ではないので、ある程度家の近くで傍受する必要があります。家の近所に不審な車両があったり、不審な人物がいる場合も要チェックです。
隣の人が妙に自分の家庭に詳しいと思ったら盗聴していたり、恋人が浮気を疑って盗聴器を仕掛けていることもあります。
また、賃貸住宅の場合は、引っ越しの前に出入りする業者や、前の住民が好奇心で設置していくケースもあるので、入居時にチェックしたほうがよいでしょう。
最近の盗聴器は非常に精巧なので、見てわかるようなものはまずありません。
少しでもリスクを下げるなら、引っ越し前からつけっぱなしになっている三つ又のコンセントなどは使わずに捨てるようにすること。
こういった電源を利用したタイプは、電力切れを起こすことなくずっと電波を送り続けるので、注意が必要です。
コンセントの内部に仕込まれたタイプもあるのですが、これは壁からコンセント部分を外さないとチェックできないので、やや確かめるのが難しくなりますし、素人には電気部品なのか盗聴器なのか見分けるのが困難です。
それ以外にも、ボールペンや置時計など、普通の生活雑貨の中に仕込まれている場合もあるので、ちょっと怪しい相手からのプレゼントなどはチェックしてみたほうがいいかもしれません。
不安であれば、盗聴チェックをしてくれる探偵に依頼しましょう。
その他、屋外に仕掛ける場合もあります。
屋外なら声も聞こえないと思うかもしれませんが、よくあるのが電話線からの盗聴です。家に侵入する必要もないので、外部犯でも簡単に取り付けられます。
電話の保安器などは特に盗聴器を仕掛けられることが多いので注意しましょう。
盗聴器を仕掛けるのは、外部の知らない人が好奇心で生活を覗くケースや、外部の知り合いがプライバシーの監視のために設置するケース、そして意外と多いのが家族が自分の不在時のチェックのために設置するケースです。
全体的にみると、家族や知人、友人、恋人など知っている人が仕掛けているケースが多いので、自分しか知らないことを口走る知り合いがいたり、家族が不在時の時の家の状態まで把握しているような時は、盗聴を疑うべきでしょう。
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