まともな探偵は違法調査は行わない！

テレビドラマなどを見てみると、探偵がかなり無理な調査を行うシーンに遭遇することはありませんか？

このようなドラマや映画を見てしまうと、探偵はクライアントの依頼に対して手段を選ばずに調査をするイメージを持ってしまう人もいるかもしれません。

しかし探偵もきちんと法律のルールにのっとった調査を行います。

きちんとした営業をしている探偵事務所であれば、違法調査は絶対に行いません。もし違法調査も行うといっているような事務所があれば、逆に悪徳業者などを疑ってかかった方がよいといえます。

では違法調査として、どのようなものがあるでしょうか？

まずは個人情報の不正取得があります。

その他には、データ漏えいなどの違法な手口を使ってデータ収集することもありません。情報屋を使った調査を実施することは、大手の優良な探偵事務所であればあり得ません。

預貯金残高やローン残高をはじめとした財産のデータ、個人情報につながる電話番号や車両ナンバー、年金番号、雇用保険番号などを不正な手口で入手しません。

その他には、身元調査は探偵の業務の中に含まれます。

しかし差別につながる恐れのある身元調査は実施しません。またプライバシーを調査するにあたって、盗聴や盗撮といった違法行為による情報収集も原則行わないと思ってください。

テレビのニュース番組などで、「別れさせ屋」という言葉を聞いたことはありませんか？

配偶者や恋人に異性を送り込ませて別れさせるなどの工作をするような行為も、普通の探偵事務所では行いません。別れさせ屋に似た工作として、あるターゲットを退職に追い込むといったことも違法調査につながります。

また正当性のない調査に関しても、断られる可能性があります。家族や雇用関係が認められるような、きちんと関係性の確認できるクライアントからの調査依頼を受注します。

そうでなければストーカーからの調査依頼などを、引き受けてしまう可能性も出てきてしまうからです。

探偵は何でも調査してくれると思い込んでいる人もいるようですが、あくまでも法律の範囲内で調査を実施します。

この部分を決して忘れないようにしてください。

探偵は民間の業者なので、警察のように捜査権を持っているわけではありません。

違法調査をすれば、どのような事情があっても逮捕される可能性があります。

しかも違法調査を依頼したクライアントも共犯という形で、罪がおよぶ可能性もあります。この部分をわきまえた上で、探偵のサービスを利用してください。