日本の浮気率、離婚率は年々上昇していると言われています。
もともと日本は世界的に見ても離婚率が低い傾向がありましたが、その一方で世間体を気にして離婚に踏み切れず、仮面夫婦を装うケースが多かったといいます。そのため、離婚率の上昇はそうしたしがらみがなくなったという面もあるわけですが、浮気率の上昇は気になるところです。
離婚率に関しては数多くのデータがあり、ある程度の実情を知ることができます。現在もっとも広く知られているのが「3組に1組が離婚する」というもの。
数字にすると30パーセント半ばにまで達しており、50パーセントを超えるといわれるアメリカに比べればまだまだ低いといえるものの、かなり高いと驚く人も多いのではないでしょうか。
この離婚率の増加に関しては、2つのポイントがあります。まず40歳未満で増加していること、もうひとつが55歳以上のいわゆる「熟年離婚」(熟年離婚についての詳細はこちら)が増えていること。
特に問題視されているのが後者の方で、離婚件数全体のじつに16パーセント程度を占めているといわれています。
年齢別に見ると、もっとも高いのが30歳~34歳の間。これは男女ともに共通しています。
晩婚化が進んでおり、20代後半で結婚したカップルが結婚生活に限界を感じる年齢がこれぐらいなのでしょう。また、年齢的にもまだやり直せるというのも理由として考えられます。この世代の離婚率は4~5パーセントといわれており、他の世代と比べてもかなり突出した数字となっています。
一方、熟年世代の離婚率ですが、実際には3~4パーセント程度とそれほど高い数字ではなく、率も近年は横ばい状態で変化が見られます。
ただし、高齢化の影響で離婚件数そのものが増えていることが、社会的に問題視されている大きな理由となっていると考えられます。
もうひとつの浮気率に関しては、正式な手続きを必要とる離婚のように正確な数字が得られないのが実情です。
判明しないまま続いていたり、関係が終わるケースがあるため、具体的な数字を出すのは困難です。
ただ、いくつかの機関で調査やアンケートが行われており、あるデータによると1000人を対象にした調査で、28.3パーセントが浮気の経験があるという結果が出ています。
さらに40代、50代の主婦500人を対象にしたアンケートでは、14.8パーセントに不倫経験があるという結果も出ています。
こうしてみるとかなり高い数字であることが窺えます。実際に浮気・不倫の経験がありながら返答していないケースもあるでしょうから、実際にはさらに高い数字が予想されます。
こうしてみても、離婚率は今後上昇することはあっても減る機能性は少ないと考えられます。
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