エビデンサーとは?と聞かれて、即答できる人は少ないのではないでしょうか。エビデンサーとは、証拠調査士とも呼ばれる仕事で、日本では平塚俊樹氏がその第一人者として有名になりました。
実際にエビデンサーが何をするのかというと、裁判になった時に必要とされる証拠を集めるのが主な仕事です。普通の探偵と何が違うのかというと、普通の探偵は依頼人が納得できるような証拠を集めればよいのですが、裁判ではすべての人が納得する必要があります。
また、その証拠が客観的にみて証拠として機能する必要があり、実は私たちが証拠になるとと考えているものでも、証拠にならないケースが少なくないのです。
いくら調査をおこなって、証拠を集めても、それが裁判の役に立たなければ意味がありませんし、裁判に負けて裁判費用も調査費用も支払わなければならず、経済的にも打撃を受けてしまいます。
証拠調査士は、そうならないために、必要な証拠が何かを見極めて、それを用意し、裁判で有利になるように働きかけます。そのためには、法律はもちろん、会計に関する知識も必要ですし、裁判についても詳しくなければなりません。
幅広い知識と人脈、さらに調査能力が必要とされる仕事であり、公的な資格ではないものの、そのニーズは常に高まっているのです。
エビデンサーが必要とされる案件は多いのですが、特に多いのが企業による調査依頼です。企業の場合、裁判で負けると莫大な費用が発生することになり、経営の根幹にもかかわるので裁判対策は非常に重要な問題です。
そのため、エビデンサーに依頼してでも裁判が有利に進むような証拠を集めたいという場合が多いのです。
カリスマエビデンサーである平塚氏のように、広範囲に対応できるエビデンサーはなかなかいる物ではありませんが、得意分野に特化したものであれば、一般の探偵事務所でも近いことを行うところは少なくありません。
裁判とその業界に詳しく、コンサルティング能力をもつ探偵事務所もありますから、そういったところを探してみるのも一つの方法です。
現在、平塚氏は平塚エージェンシーの代表として、主に企業を中心としたコンサルティングなどを行っています。
証拠調査士という枠を超えた、コンサルタントとしての業務も多くなるのですが、それだけエビデンサーの実績が評価されているということです。マスコミにも多数取り上げられており、その著書もAmazonの法律部門で1位を獲得するなど、現在でも広く注目を集めています。
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