日本の夫婦・カップルは浮気が多いと言われています。結婚制度の制約や離婚者に向けられる社会の目といった理由から海外に比べて離婚が少ないのも浮気が多い理由とされています。
一方、離婚数は増加傾向を見られており、この辺りに日本の浮気における現代社会の複雑な事情が垣間見られます。
浮気の比率に関してははっきりしたデータがないので検討するのが難しい面もありますが、探偵事務所・興信所の浮気調査の依頼者の比率では男性が3~4割、女性が6~7割と女性の方が倍近くの多さになっています。
つまりそれだけ男性の不貞に悩まされている女性の方が多い、ということになります。
さらにあるアンケートによる調査では交際(結婚も含む)相手以外に交際しているパートナーがいると答えた比率は全体で21.3パーセント、男女の比率で見ると男性が26.9パーセント、女性が16.3パーセント。
やはり男性の方が多いことがわかります。
これは男性のほうが社会に出ており、人と接する機会が多いこと、浮気の機会をもたらすサービスが多いこと、それから年下の女性と関係を結びやすいことなどが理由として挙げられます。
一方離婚数は90年代後半頃から急激な上昇を見せており、2000年には26万件を突破しています。
2012年のデータでは23万7000組とここ数年は横ばい傾向を見せていますが、夫婦の3~4組に1組が離婚する計算となります。2組に1組と言われるアメリカに比べれば少ないですが、それでも離婚が決して珍しいケースではないことが窺える数字です。
では浮気の理由について見てみましょう。
最大の理由としてよく挙げられるのがセックスレス。結婚した途端にセックスをしなくなる、さらにはパートナーをセックスの対象として見なくなってしまうケースが多いと言います。
2008年の調査では夫婦のセックスレス比率は約36パーセント。中高年になると50パーセントを軽く越えるとも言われています。
これが理由で夫婦関係に隙間風が吹いたり、相手に不満を覚えて浮気に走るわけです。
それから日常生活の刺激を求めて。大半が短期間の浮気に留まりますが、退屈で平凡な日常から逃れるため、胸をときめかせる経験やスリルを求めたいといった理由から浮気に走るのです。
この場合、パートナーに対してとくに不満を感じていないにも関わらず行うことが多いのも特徴です。
他にも家庭人の重圧から逃れて楽しみたい、甘えたいといった理由などもよく見られます。こうしてみても生きがいや刺激を感じにくい現代社会ならではの事情が見ることができるのではないでしょうか。
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